25日、埼玉県朝霞市のJR朝霞駅で、16歳の女子生徒が電車にはねられ死亡した事故で、女子生徒が通う市立高校が、臨時の記者会見を開き、教員や生徒への聞き取り調査の結果、いじめやトラブルなどは確認できなかったと発表した。
市教育委員会によると、学校として今後、原因究明のための面談を行う予定はないが、生徒の心のケアは続ける。
朝霞警察署などによると、女子生徒は24日夜ごろ、朝霞駅構内の線路に横になり、翌朝の始発電車にはねられ死亡した。同署によると、遺体からは睡眠導入剤が検出されたが、致死量ではなかったという。現場にあったメモには人生の悩みや「死にたい」などと書かれていたという。